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【ドラゴンボールから学ぶ!IT知識】「オーバークロック」とは?

今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「オーバークロック」についてご説明します。

オーバークロックとは?

オーバークロックとは、「CPUの働き具合(クロック周波数)をいつもより高めること」です。

CPU・・・コンピュータの脳に相当する部品。コンピュータ内部でデータ(計算)処理を行っている。

オーバークロックは、ドラゴンボールでいうところの「20倍界王拳」です。



引用:ドラゴンボール』(DRAGON BALL)26巻より

悟空は、完全体フリーザの戦闘力に対抗すべく、やむなく、20倍界王拳を使いました。


引用:ドラゴンボール』(DRAGON BALL)26巻より

20倍界王拳により、悟空はフリーザを圧倒します。
しかし、20倍界王拳はカラダへの負荷が大きく、すぐに悟空のパワーを消耗させるのでした。


引用:ドラゴンボール』(DRAGON BALL)26巻より

「20倍界王拳」は、「オーバークロック」の意味に当てはまります。

「オーバークロック」について、詳しくご説明していきます。

オーバークロックは、「CPUの働き具合(クロック周波数)をいつもより高めること」です。

CPUとは、パソコンといったコンピュータ内で、データ(計算)処理を行う部品です。
CPUは、コンピュータが必要とするデータ処理量に合わせて、”クロック周波数”という値を上下させて稼働しています。

”クロック周波数”を上げれば上げるほど、CPUに対する負荷は大きくなります。
コンピュータが、いつもより多くのデータ処理を必要とすると、CPUはいつもより”クロック周波数”を上げて稼働します。

上記の「CPUが、データ処理の必要量に応じて、いつもより”クロック周波数”を上げること」が、「オーバークロック」です。

 

オーバークロックは、CPUに大きな負荷がかかるため、CPUが熱をもち、コンピュータが故障するリスクがあります。

リスクを負ってでも、データ処理をこなすために行われるオーバークロックは、まさに「20倍界王拳」と言えますよね。


まとめ

オーバークロックとは、「データ処理の必要量に応じて、CPUがいつもよりクロック周波数を上げること」です。

パソコンを購入する際は、パソコンを買うお店、もしくはインターネット検索で、自分の用途にCPUの性能(クロック周波数の限界)が合っているか確認するとよいでしょう。

名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。

この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。