今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「アベイラビリティ」の意味についてご説明します。
アベイラビリティの意味
アベイラビリティとは、「コンピュータをどれだけ持続して使い続けられるかを示す指標」です。
「アベイラビリティ」について、ドラゴンボールでいうところの「ウーロンの変身」を例にご説明していきます。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)1巻より
ウーロンは、何にでも変身(変化)する能力を持っていますが、変身の持続時間は、たったの5分です。
(変身の後、1分間休憩することで、また5分間変身していられるしくみ)
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)1巻より
一方で、ウーロンと同じ幼稚園の出身であるプーアルは、時間の制限なく、変身し続けることができます。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)1巻より
上記より、「ウーロンの変身のアベイラビリティは低く、プーアルの変身のアベイラビリティは高い」と言えます。
「アベイラビリティ」について、詳しくご説明していきます。
「アベイラビリティ」は日本語に翻訳すると「可用性(かようせい)」という言葉になります。
ざっくり言うと、「どれだけ休ませることなく、動かし続けられるかを示す指標」です。
コンピュータを休ませることなく動かし続けられるほど、「アベイラビリティが高い」と言います。
コンピュータを休ませることなく動かし続けられないほど、「アベイラビリティが低い」と言います。
アベイラビリティの文例は以下です。
※注意「アベイラビリティ」だと文字数が多いため、会話やメールの際は、「可用性(かようせい)」に置き換えることをおススメします。
【アベイラビリティの例】
・5分間おきに1分間休ませないと使えないパソコン
⇒「パソコンのアベイラビリティ(可用性)は低い」
・いつ壊れるか分からないような激安パソコン
⇒「パソコンのアベイラビリティ(可用性)は低い」
・休ませる必要もないし、壊れることもないパソコン
⇒「パソコンのアベイラビリティ(可用性)は高い」
まとめ
アベイラビリティ(可用性)とは、「コンピュータをどれだけ持続して使い続けられるかを示す指標」です。
コンピュータを持続して使える時間が長いほど、「アベイラビリティが高い」と言えます。
また、「アベイラビリティ」という言葉を使うときは、同じ意味で文字数が少ない「可用性(かようせい)」の使用をおススメします。
名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。