AWS認定取得

【AWS認定】SAPを座学メインで一発合格した話【方法解説付き】

今回は、AWS認定のSolutions Architect Professional(SAP-C01)に座学メインで一発合格したお話です。
※日本語読みは「ソリューションアーキテクトプロフェッショナル」
「SAPを取得しなければならないが、時間が無い」といった事情のある方には、座学メインでの学習をおすすめします。
また、「スペシャリティ」系のAWS認定と問題が一部重複するため、できるだけ事前にSCSやDBSを取得しておくと、勉強の苦労が少ないと思われます。

時間に余裕がある場合は、実際にAWSサービスを操作するハンズオン中心の学習をおすすめします。
座学だけでSAPを取得すると、実務(実際のAWS操作)への応用が難しいためです。

今回取得した資格

取得した資格は、AWS認定のSolutions Architect Professional(SAP-C01)です。
(以下画像の赤枠)

参考:https://aws.amazon.com/jp/certification/

SAPはAWSにおけるシステムのアーキテクチャ(設計)に関する問題が中心に出題されます。

所感ですが、出題される中で意識することが多かった点は以下です。
・サーバーレス(API Gateway、Lambda、DynamoDB等)
・3層アーキテクチャ(ELB・EC2・RDS等)
・DR(リージョン冗長化)
・RPO/RTO(指定された値で最も低コストなアーキテクチャ等)
・自動化(CloudFormation、Codeシリーズ、StepFunctions等)

受験前に取得済みだったAWS認定

既に取得済みだったAWS認定は以下です。
・CLF-C01(クラウドプラクティショナー)
・SAA-C02(ソリューションアーキテクトアソシエイト)
・SOA-C01(シスオプスアドミニストレーター)
・DVA-C01(デベロッパーアソシエイト)
・SCS-C01(セキュリティスペシャリティ)
・DBS-C01(データベーススペシャリティ)

SAA取得の記事はこちら
SOA取得の記事はこちら
DVA取得の記事はこちら
DBS取得の記事はこちら
※CLF、SCS取得の記事は未投稿

勉強方法

勉強方法は以下の参考書とUdemyの問題集がメインです。(発売日:2021年10月)

こちらの参考書は一通り読むとSAPの試験範囲に出てくるサービスを大まかに理解できます。
ただしSAPで出題されるサービスは非常に広いため、内容としては広く浅い印象を受けました。
ブラックベルトと併用して学習するとサービスごとに掘り下げて学習できます。
参考書の巻末問題は本番レベルのクオリティですので、正答率9割以上まで周回することをおすすめします。

前述のとおりSAPは出題範囲が広いため(恐らく)問題のパターンが多いです。
筆者は参考書に加えてUdemyで75問×5セットの問題集を購入しました。
Udemyで「SAP AWS」と検索すると上位に表示されます。
こちらも正答率が90%を超えるまでひたすら周回しました。

試験の結果

試験のスコアは 794 でした。
合格ラインは750点ですので、DBS取得の時と同じく危うい結果ではありました。
確実取得を狙うなら、ハンズオンを積極的に実施した方がよさそうです。

取得済みのスペシャリティ系の認定が役立った

意外だったのがSCS(セキュリティ関連)、DBS(データベース関連)と全く同じ問題が出題されたことです。
合わせて数問程度でしたが、まずはDBSやSCSを取得して外堀を埋めてからの方が、プロフェッショナル系(SAP、DOP)の受験ハードルは低くなると感じました。

まとめ

今回は、AWS認定のSAP-C01を取得したお話でした。
時間が無い人には参考書・その他問題集の周回をおすすめします。
時間に余裕があれば、積極的にハンズオンを実施して、自身のスキルと取得認定のレベルを合わせる事がベストでしょう。

この記事を通して、少しでも資格取得のお役に立てれば幸いです。