大学院生

【コロナで在宅中は読書】理系大学院生が影響された本3選

2020年4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、
日本7都府県に「緊急事態宣言」が発出されました。

緊急事態宣言の発出により外出しづらい今、
読書をする方が増えてきていると聞きます。

今回は、「家で読書したいけど、どうせなら知識や価値観に
プラスとなるような有意義な本を読みたい」と考えている方のために、
国立理系大学院(修士課程)卒の私がおすすめする本を3冊ご紹介します。

ご紹介する3冊はよく本屋で見かけるような王道の書籍です。
知っているけど読んだことない、という方にもおすすめです。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方


一冊目にご紹介するのは、橘玲(著)の、
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」です。

本書は、お金を稼ぐ人、稼げない人の違い(日本の資本主義のしくみ)を
ざっくりと学ぶことができる本です。

本のタイトルがいかにも胡散臭いですが、
「サラリーマンがお金を搾取され、経営者は急速的にお金を得る理由」
が初心者にも非常に分かりやすく解説されています。

サラリーマンやアルバイト・パートに対して当たりが強く
書かれている文脈もありますが、すべて「事実・根拠に基づいた内容」
であることから、日本の資本主義の仕組みを勉強するには最適な書籍と
思われます。

無理なく限界を突破するための心理学 突破力


2冊目にご紹介するのは、メンタリストDaiGo(著)の
「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」です。

本書は、なぜ人は物事に限界や思い込み(バイアス)を感じるのかを
科学的な根拠に基づいて解説されている本です。

本のジャンルとしては自己啓発の類にカテゴリされますが、
自己啓発のよくある考え方(気持ちの持ち方)というより、
「人間の思考パターンの統計データ」が解説されています。

「統計データ」を自身の普段の行動と照らし合わせて、
仕事や勉強、人間関係へのパフォーマンスを向上させるのに
実用的な本です。

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望


3冊目にご紹介するのは、落合陽一(著)の、
「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望」です。

現在から2023年までにかけての世界中の主要な経済・テクノロジーの変化が
ことこまかに記載されています。

自身が世界、そして日本でどれほどの収入ランキングに属しているのか俯瞰的に
見ることができたり、
5年後には機械テクノロジーが進化して学習する必要のなくなる学問などを
知ることができます。

未来の時代の流れを予知することで、自身の現在の最適な職業や収入形態を考え直す
きっかけをつくることができます。

まとめ

今回は、理系大学院生であった私の価値観にプラスに影響した
本を3冊ご紹介しました。

新型コロナウイルスの影響による外出自粛要請は
いつまで続くか誰も知りえません。

そして今家にいる間ににしていることの差が、
今後の人生の豊かさの差と言って過言でないでしょう。

読書が有意義な活動すべてではありませんが、
人生の豊かさに大きく寄与する要素のうちの一つです。

この記事をとおして、すこしでも外出自粛中の
自宅内で有意義な時間を過ごすお役に立てれば幸いです。