今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、「デフォルト値」についてご説明します。
デフォルト値とは?
デフォルト値とは、「コンピュータやソフトウェアの、手動で変更しない限り、自動で設定されている値」のことです。
デフォルト値は、ドラゴンボールでいう、「変身前のフリーザの戦闘力」です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)24巻より
「変身前のフリーザの戦闘力」とは、フリーザが何も変身していないときの戦闘力(53万)のことを指します。
ベジータがフリーザに変身を煽ると、フリーザは変身して、戦闘力が100万以上に変化しました。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)25巻より
ベジータがフリーザを煽らなければ、フリーザの戦闘力は既定値である53万のままでしたでしょう。
「変身前のフリーザの戦闘力(53万)」は、「デフォルト値」の考え方に当てはまります。
「デフォルト値」について、詳しくご説明していきます。
デフォルト値とは、「コンピュータやソフトウェアの、手動で変更しない限り、自動で設定されている値」のことです。
例えば、プリンターで書類を印刷するとき、勝手に「カラー」か「モノクロ」が設定されていますよね。
また、プリンタの種類にもよりますが、印刷部数は最初、「1部」に設定されていることが多いと思われます。
上記の「カラー」「モノクロ」や、「1部」のように、最初に自動で設定されている値のことを「デフォルト値」と言います。
ただし、ここで注意です。
自動で設定されていても、変更の選択肢がない値の場合は、デフォルト値とは言えません。
仮にプリンタが「モノクロ」でしか印刷できず、「カラー」の選択肢がなかった場合、「色設定のデフォルト値はモノクロだ」とは言えないのです。
その場合、「色設定はモノクロのみの仕様(しよう)だ」と言う方が適切でしょう。
まとめ
デフォルト値とは、「コンピュータやソフトウェアの、手動で変更しない限り、自動で設定されている値」のことです。
自動で設定されていても、変更の選択肢がない値の場合は、デフォルト値とは言えませんので、注意です。
名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。