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【ドラゴンボールから学ぶ!IT知識】「オフロード」とは?

今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「オフロード」についてご説明します。

オフロードとは?

オフロードとは、「他の部品やコンピュータに一部のデータ処理を肩代わりしてもらって、コンピュータの負荷を軽減すること」です。

オフロードは、ドラゴンボールでいうところの、「悟空が魔人ブウを任せた話」です。


引用:ドラゴンボール』(DRAGON BALL)40巻より

「悟空が魔人ブウを任せた話」とは、悟空が魔人ブウとの闘いを途中でやめて、悟天とトランクスに魔人ブウとの闘いを任せたことです。


引用:ドラゴンボール』(DRAGON BALL)40巻より

言い換えれば、魔人ブウとの闘いを任せることで悟空の負荷が軽減されていますよね。

このように、「誰かに仕事を任せて負荷を軽減すること」は、「オフロード」の意味に当てはまります。

オフロードとは、「他の部品やコンピュータに一部のデータ処理を肩代わりしてもらって、コンピュータの負荷を軽減すること」です。

オフロードの例をご紹介します。
パソコンのデータ処理を担っているのはCPUと呼ばれる部品です。
しかしCPUだけでは、コンピュータの全データ処理をこなすことは、負荷が大きすぎてできません。

そこで、頻繁に利用されるネットワーク通信(ネットワーク接続)のデータ処理だけを肩代わりする、「NIC(ニック)」と呼ばれる部品が、普通のパソコンには搭載されています。

私たちが普段使っているパソコンは、NICがネットワーク通信のデータ処理を肩代わりすることで、CPUの負荷が軽減されているのです。

上記のような、NICによるCPUの負荷軽減は、「オフロード」に該当します。



まとめ

オフロードとは、「他の部品やコンピュータに一部のデータ処理を肩代わりしてもらって、コンピュータの負荷を軽減すること」です。

今回はCPUの負荷を例にオフロードをご説明しました。

他にもオフロードの種類は様々です。
例えば、ExcelとOutlook両方動かすのはパソコンが遅くなるから、Outlookは別のパソコンで動かす、という負荷の軽減も、「オフロード」です。
(あまり現実的な例ではありませんが)

名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。

この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。