今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「ソーシャル・エンジニアリング」についてご説明します。
ソーシャル・エンジニアリングの意味
ソーシャル・エンジニアリングとは、「情報技術(IT)を使わずに、人の不注意やミスに付け込んで、情報を盗むこと」です。
ソーシャル・エンジニアリングは、ドラゴンボールでいうところの、「ヤムチャの盗み聞き」です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)1巻より
「ヤムチャの盗み聞き」とは、悟空とウーロンがドラゴンボールについて話しているところを、ヤムチャが盗み聞きした場面のことです。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)1巻より
ヤムチャは盗聴器などは使わずに、アナログな盗み聞きでドラゴンボールの情報を手に入れていますね。
この「ヤムチャのアナログな盗み聞き」は、「ソーシャル・エンジニアリング」の意味に当てはまります。
ソーシャル・エンジニアリングとは、「情報技術(IT)を使わずに、人の不注意やミスに付け込んで、情報を盗むこと」です。
他人の機密情報を盗み聞きすることは、「ソーシャル・エンジニアリング」に該当します。
また、他人のパソコンの画面を除いて情報を暗記したり、オフィスのごみ箱をあさって重要書類から情報を盗むことも、「ソーシャル・エンジニアリング」と言えます。
ソーシャル・エンジニアリングは、「情報技術(IT)を使わない」のが前提で使われる言葉です。
情報技術(IT)を駆使して情報を盗んだ場合は、ソーシャル・エンジニアリングとは言われません。
例えば、自分のパソコンから他人のパソコンに不正アクセスして、情報を盗む行為は「ハッキング」に該当します。
まとめ
ソーシャル・エンジニアリングとは、「情報技術(IT)を使わずに、人の不注意やミスに付け込んで、情報を盗むこと」です。
名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。