今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「コンフリクト」についてご説明します。
コンフリクトとは?
コンフリクトとは、「複数のプログラムが同じデータを処理しようとして、コンピュータが思うように動作しないこと」です。
コンフリクトは、ドラゴンボールでいうところの「プイプイを倒したいジャンケン」です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)38巻より
「プイプイを倒したいジャンケン」とは、悟空たちが、バビディの手下、プイプイを倒す人を決めるために始めたジャンケンのことです。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)38巻より
悟空たちは皆、プイプイと闘いたいため、ジャンケンで闘う出番を争うのでした。
闘う出番を争って、戦闘が始まるまでに時間がかかっていますよね。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)38巻より
このように、「出番が争われて、思うように展開が進まない状況」は、「コンフリクト」の意味に当てはまります。
「コンフリクト」について、詳しくご説明していきます。
コンフリクトは、直訳すると「争い」や「衝突」を意味します。
IT用語でのコンフリクトは、「複数のプログラムが同じデータを処理しようとして、コンピュータが思うように動作しないこと」を意味します。
例えば、OutlookやExcelなど、複数のソフトを同時に起動させたとします。
この時、複数のソフトが、コンピュータ内の同じメモリ領域(ソフトを動かすための資源)を使おうとして、どのソフトも起動しなかった場合、「コンフリクトが起きている」と言います。
他にも、プログラミング中に、複数のデータに同じ名前を付けると、同じ名前を付けられたデータ同士が競合して機能しなくなってしまうことも、「コンフリクト」に該当します。
「コンフリクト」が何だかよく分からない場合は、「データ(プログラム)同士が争いを起こしてコンピュータがうまく動かないこと」とお考えください。
まとめ
コンフリクトとは、「複数のプログラムが同じデータを処理しようとして、コンピュータが思うように動作しないこと」です。
名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。