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【ドラゴンボールから学ぶ!IT知識】「デプロイ」の意味とは?

今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「デプロイ」ついてご説明していきます。

デプロイの意味

デプロイ(deploy)は本来、「配備する」や「展開する」といった意味を持つ英単語です。
IT用語におけるデプロイは、あるシステムを「設定して使える状態にする」という意味を持ちます。

「デプロイは設定して使える状態にするという意味」とだけ聞いても中々ピンときませんよね。

IT用語のデプロイは、ドラゴンボールでいうところの「完全体のセル」で考えることができます。


引用:ドラゴンボール』(DRAGON BALL)32巻より

 

未来からやってきたセルは、自身を完全体にするべく、人造人間17号・18号を吸収しました。

・・・、実は、↑この1文は、「デプロイ」として考えることができます。
なぜこの1文が「デプロイ」を意味しているのか、解説していきます。

セルが人造人間17号・18号を吸収する→セルが完全体になる

「デプロイ」とは、システムを使える状態にする(セルが完全体になる)だけでなく、
使える状態にするための設定(セルが人造人間17号・18号を吸収する)を含む言葉なのです。
つまり、上記のセルが完全体として機能するための一連の流れが、まさに「デプロイ」の意味に当てはまります。

現実世界におけるデプロイの例としては、”Google検索のページ”が挙げられます。

グーグルで何か検索するとき、文字を入力するための検索ボックスがありますよね。
そして、検索ボックスの上にはカラフルなGoogle文字が表示されています。

こうして私たちの目に見え・検索のために利用できる”Google検索のページ”は、Google社がコンピュータやアドレス(検索ページのURL)を準備することで、検索ページを使える状態にしている(デプロイしている)のです。

また、仮に、文字を入力するための検索ボックスが作りかけで、検索文字を入力できないのであれば、Google検索のページに「Google」の文字が表示されていても、デプロイしたとは言えません。

システムの完成をもって、「デプロイした」と言えるのです。

ドラゴンボールの世界でも同様に、セルが人造人間17号を吸収して第二形態になっている時は、完全体になった(デプロイした)とは言えませんよね。

引用:ドラゴンボール』(DRAGON BALL)32巻より

デプロイとは、「設定して使える状態にする」意味を持ち、使える状態になるまでの過程(設定)も「デプロイ」に含まれます。

まとめ

「デプロイ」とは、あるシステムを「設定して使える状態にする」意味を持ちます。
「使える状態にするための設定」についても、「デプロイ」に含まれます。

今回は、IT用語における「デプロイ」を、ドラゴンボールのセル完全体を例にご説明しました。
人気漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思いこの記事の執筆にいたりました。

この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。