今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「エイリアス」の意味についてご説明します。
エイリアスの意味
エイリアス(alias)とは、「別名」のことです。
エイリアスは、ドラゴンボールでいうところの、「孫 悟空(そん ごくう)」です。
ドラゴンボールの主人公、「孫悟空」は、育て親の孫悟飯が付けた名前です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)17巻より
しかし、悟空の本名は言わずと知れた「カカロット」ですよね。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)17巻より
ラディッツに「カカロット」という悟空の本名を告げられ、クリリン達は「悟空の本名はカカロット」と知りながらも、馴染みのある「悟空」の名前で呼んでいます。
実はこの、「本名を知っていながらも、別名で認識していること」は、「エイリアス」の意味に当てはまるのです。
「エイリアス」について、詳しくご説明していきます。
人間がコンピュータに対して命令コマンドを入力するときに、エイリアスが用いられます。
例えば、「go to eat」というコマンドが存在するとします。
「go to eat」とパソコンに打つのは面倒くさいので、頭文字をとった「gte」というエイリアス(別名)を割り当てると、「gte」とコマンド入力するだけでも、コンピュータは「go to travel」の命令だと認識します。
画像引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)1巻より
上の画像のように、「go to eat」と正規のコマンドを入力しても、「gte」とエイリアスのコマンドを入力しても、結果的に示された内容(悟空の絵)は同じです。
ドラゴンボールの世界でも、「カカロット」と本名で呼ぶベジータがいたり、「悟空」と呼ぶクリリンがいますが、呼ばれている人物自体は同じですよね。
つまり、「エイリアス」とは呼び方は違えど、あくまで「別名」なだけであり、示している対象は同じなのです。
まとめ
エイリアスとは、コンピュータが認識するコマンドの「別名」です。
エイリアスはあくまで「別名」ですので、示している実体は同じなのです。
名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。