経済

【コロナ倒産、全国で100件を超える】最も倒産が多いのは宿泊業

2020年5月8日時点で、新型コロナ関連の倒産が、
国内で128件に達しました。(倒産手続きの準備中を含む)
参考:https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200508_03.html

2020年2月から4月にかけてのコロナ関連による倒産件数をグラフにまとめました。
参考:https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200501_06.html

倒産件数は2月2件、3月25件でしたが、4月は89件と急増しています。

また、5月8日時点では19件となっていて、
月間100件にとどく勢いで倒産件数が増しています。

続いて、5月1日時点のコロナ関連の倒産(114件)の
業種割合をグラフにまとめました。

5月1日時点のコロナ関連の倒産114件のうち、
宿泊業が最も多い26件(23%)となっています。

観光客がいなくなった+と外出自粛で、
宿泊のキャンセルが原因となっています。

次いで、外出自粛で売上が低下した飲食業が16件(14%)、
アパレル関連が10件(9%)など、物理的な集客が必要だったり、
個人で消費するものを販売する事業者の倒産が目立っています。

【あとがき】
現在、倒産している事業者は、国の支援が追いついていないか、
そもそも支援を受けられる条件をそろえられていない可能性が高いです。

筆者の近所では飲食業者がテイクアウト販売に特化したり、
インターネット上ではアパレル関連がマスクの生産・販売に特化したりと、
事業者の工夫と努力が見受けられます。

今、「自分で何とかする力(自己防衛力)」が求められているのは間違いありません。
この記事を通して、少しでも新型コロナによる経済的影響を
知っていただければ幸いです。