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【テレワークに便利】ドッキングステーション「LENTION D53」を1か月使って分かったメリット・デメリット

今回は、テレワークに便利なドッキングステーション「LENTION D53」を実際に1か月使用してみて分かったメリット・デメリットをご紹介していきます。

購入したのはこちら。

※スペースグレーを購入しましたが、品切れのため色は異なります。

ドッキングステーションとは

ドッキングステーションとは、PCの接続端子(USBやHDMI)を増設するための装置です。
ドッキングステーションにキーボードやモニターなどの周辺機器を接続して、ノートPCをデスクトップPCのように使用することができます。

ドッキングステーションは、ノートPCと1本のケーブルで接続するだけで、周辺機器との接続、電源の供給ができる装置です。

LENTION D53の概要

外観

外観はこんな感じです。

サイズ感は一般的なスマホをそのまま分厚くしたイメージです。
アルミボディで光沢感があるため、安っぽさはありませんね。

PC接続時は前面の上にある小さなライトが点灯します。

筆者は下の写真のように、D53を使用しています。

作業机が90cm×45cmと激せまサイズのため、ケーブルボックスの上に置いています。
ドッキングステーションに接続しているのは、キーボード・トラックボールでUSBを2か所、モニターでHDMIを1か所接続しています。

ACアダプタ(PCの電源ケーブル)もドッキングステーションに接続してPCに電源供給できますが、PC故障のリスクを考えて、ACアダプタは直つなぎしています。

製品仕様、価格

LENTION(メーカー名)公式ショップより、仕様・価格の情報を表にまとめました。

品名 CB-D53
PCとの接続 USB Type-C
接続端子 USB Type-C×1、USB3.0×3、USB2.0×2、HDMI×1、RJ-45(有線LAN)×1、3.5mm ステレオミニ(イヤホンジャック)×1
電源供給 Power Delivery対応 (最大理論値100W)
HDMI解像度(ヘルツ) Ultra HD 3840*2160 (30Hz)
有線LAN伝送速度(理論値) 10/100/1000Mbps
動作時温度 0℃~45°C
動作時相対湿度 10%~85% (結露しないこと)
材質 アルミ
寸法 約幅134×奥行き67×高さ20.7mm(スタンド、ケーブルは含まない)
設置面積 約幅88×奥行き58mm(縦置き状態)
重量 本体約 123g、スタンド約 130g、ケーブル約 38g
商品内容 CB-D53 ドッキングステーション本体 ×1、スタンド ×1、専用ケーブル(1m) ×1
価格 7,680 円

LENTION D53 のメリット

サイズがコンパクト

購入した箱にスタンドが付属していて、立てて使うことができるので、置きスペースに困りません。
ドッキングステーションは横置きタイプのものが多く、縦置き用のスタンドまで付属してくるのは嬉しいポイントでした。

また、ボディがアルミ製で放熱性が高いため、スタンドなしの横置きでも故障の心配はなさそうです。

PCとの接続ケーブルが長い

付属しているドッキングステーションとPCを接続するケーブルが1mと長く、余裕があります。
デスク端や、デスク外への設置も楽々なので、PCやその周辺機器の配置に苦労しませんでした。

ドッキングステーションとPCとの接続ケーブルが短いのは結構あるあるですので、これも大きいメリットです。

USBポートが多い

前後の面で合計5つのUSBポートがあるため、十分にUSB周辺機器を接続することができます。

5つのUSBポートのうち2つはUSB2.0(一つ古いUSB規格)が採用されています。

「一つ古い」と聞くと聞こえが悪いですが、USB2.0があるのはメリットです。
最新のUSB規格(USB3.0)は、無線マウスや無線キーボードと同じ周波数帯域(2.4GHz帯)にノイズが発生しやすく、無線USB機器が接続不良になる可能性があるためです。

低価格

ドッキングステーションは大体5,000円~4万円が相場ですので、約8,000円でこれだけ接続領域を増設できるスペックは嬉しいところです。

LENTION D53 のデメリット

イヤホンジャックを使うとノイズが入る

D53はイヤホンジャックの接続もできるのですが、イヤホンを接続したところ、「サーッ」とノイズのような音が流れていました。
PC本体のジャックだとノイズがしなかったので、イヤホンはPCへの直つなぎで対処しています。

無線(Bluetooth)のイヤホンやヘッドホンを使って、イヤホンジャックを使わないようにすることも検討中です。

給電が使えないPCがある

PCへの電源供給にも対応しています。
しかし、筆者は、ACアダプタについては、D53を経由せず、PCに直つなぎしています。
これは、ACアダプタがドッキングステーションを経由することで、正しい電流・電圧がPCにいかず、十分な充電ができなかったりと、故障のリスクが考えられるためです。

ただし、AppleのMacといった、他社製品の電源に対応しているPCだと心配ないかもしれません。

PCへ直つなぎするケーブルが増える分、ドッキングステーションのメリットは薄まってしまいます。
イヤホンや電源周りも一括してドッキングステーションに接続したい場合は、より高価格帯で信頼性の高いモデルを購入すると良いでしょう。

おすすめのドッキングステーション

今回ご紹介したD53 以外で、おすすめのドッキングステーションを3つご紹介していきます。

Belkin ドッキングステーション


多くのMac系YouTuberが使用しているドッキングステーションです。
Thunderbolt3という高速接続の規格も拡張できますので、Thunderbolt3搭載のPC(Macなど)を使用している方には嬉しいポイントでしょう。
価格は3万円超と高価格ですが、信頼性の高いメーカーであり、スペックは申し分ありません。
デメリットをしいて挙げればサイズ感が大きいところです。

Anker PowerExpand 13-in-1


こちらも2万円弱と高価なドッキングステーションです。
Amazonでは言わずと知れた低価格で高性能なAnker製品で、ポートの拡張性は十分にあります。
また、縦置きタイプですので、配置に困りません。

Anker PowerExpand+ 7-in-1


こちらも同じくAnker製の小さめなドッキングステーションです。
価格は5,000円弱ととても低価格かつ高性能です。
周辺機器が少なかったり、ドッキングステーションを試しに導入したい方は必見です。

以上3つがおすすめドッキングステーションとなります。
正直、1万円代のドッキングステーションでも、怪しい製品が多く存在しています。
特に聞いたことのないメーカーのものを購入する際は、念入りに下調べしておくと良いでしょう。

まとめ

今回はLENTIONのドッキングステーション「D53」をご紹介しました。
D53を利用すると、PCの周辺機器を一括してノートPCに接続することができます。

この記事が、少しでもドッキングステーション購入の参考になれば幸いです。