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【テレワークにおすすめ】電動昇降デスク「FLEXISPOT」をDIYしてみた

今回は、FLEXISPOTのDIY方法と、使ってみて分かったメリット・デメリットをご紹介していきます。
電動昇降デスクの「FLEXISPOT(フレキシスポット)」は、テレワークでの腰痛や足のむくみ軽減・作業効率の向上に役立ちます。

実際に購入したのはこちら。

FLEXISPOT(フレキシスポット)とは

FLEXISPOT(フレキシスポット)とは、電動昇降デスクを販売する大手のメーカーです。
今回ご紹介するデスクは「電動スタンディングデスク」が正式名称ですが、便宜上「FLEXISPOT」と表記しています。

特徴

FLEXISPOTは電動で天板を上下させられるため、すぐに立ち・座りの姿勢を変えることができます。

天板なし(脚のみ)と、天板ありの2パターンで販売されているのも特徴の1つです。
天板なしを購入すると、自分が好きな天板を用意して、FLEXISPOTの脚を取り付けることで、オリジナルの電動昇降デスクをDIYできます。
筆者は天板なしの方を購入しました。

価格・グレード

FLEXISPOTの価格にはグレードがあります。
天板なしだと2万円~5万円、天板ありだと3万円~6万円程の価格で販売されています。
価格帯が高いほど、以下の仕様がグレードアップします。

天板のサイズ・・・
価格が高いほど、天板のサイズを大きくすることができます。
ただ、一番安いモデルでも天板のサイズは60センチ×100センチからですので、1人で作業する分には十分なスペースを確保できます。

昇降の範囲・・・
価格のグレードのによって昇降の範囲も異なります。
筆者が購入したモデルは、71センチから121センチまでで昇降します。
一番高価格のモデルだと、58センチ~123センチまでデスクが昇降しますので、小柄の方でも丁度よい高さで作業することができます。

耐荷重量・・・
グレードが高いモデルだと机に乗せられる物の重量も増えます。
一番低価格のモデルでも70キロまではデスクの上に乗せられるので安心です。

操作パネルの機能・・・
デスクを昇降させるボタンだけではなく、いつも使う高さを記憶しておけるメモリボタンや、時間のアラームボタンが追加されます。
一番高価格のモデルだと、操作パネルがボタン式ではなくタッチパネル式で、高級感があります。

FLEXISPOTのDIY

筆者が実施した、天板の塗装からデスク完成までのDIYをご紹介していきます。

天板(てんばん)

杉の一枚板(65センチ×115センチ程)のを、ヤフーオークションで送料込み1万円程度で購入しました。

水性の色付きニスで塗装して、2時間程乾燥させます。

色付きニスで二度塗りして乾燥させてから、色移りを防ぐために、透明のニスを上から塗ります。
更に2時間程乾燥させて、天板は完成です。

使用した色付きニス・透明ニスはこちら。

脚(あし)

筆者が購入したモデルは「EN1」です。
デスクの高さを記憶できるメモリ機能付きの中でも安価なモデルで、価格は27,000円程でした。
FLEXISPOT スタンディングデスク

合計20キロ以上あるため、箱の移動には一苦労します。

説明書通りに組み立てて、塗装・乾燥済みの天板にドライバーで取り付けます。
脚の組み立てから取り付けまでは、約1時間で完了しました。

配線

モニターやパソコンのケーブルが床に垂れないように配線します。

配線用のクリップや、机にかけるラックを使ってケーブルを収納しました。
ケーブルクリップ
ケーブル収納に使用したラック

完成・動作テスト

完成です。昇降ボタンでデスクが上下に動くことを確認しました。

ボタンを押すとスムーズに昇降します。
昇降の際、モーター音が鳴りますが、ドライヤーやテレビの音量よりは小さく、気にならない程度です。

FLEXISPOTのメリット

立ち・座り兼用のデスクとして使える

通常のデスクとは別にスタンディングデスクを購入すると、部屋のスペースがその分減ってしまいます。
FLEXISPOTは高さのメモリ機能がついているモデルもあるため、1つで立ち・座りのデスクとして兼用できます。

高さをミリ単位で調節できる

デスクの高さをミリ単位で調節できるため、誰でも自分の体型に合った高さにデスクをセッティングすることができます。
また、座りだけでなく立ちの作業姿勢も取り入れることで、腰痛や足のむくみを軽減できました。

作業効率が向上する

デスクの高さを立ちの高さまで上げている状態では、座っている時と比較して血流の循環が活発になるため、考える作業の効率が向上します。
寝起きやお昼後の眠い時間にも有効に活用できて便利です。

FLEXISPOTのデメリット

最大まで高くすると、安定性が落ちる

デスクを最大の高さ(120センチ)まで上昇させると、天板がぐらつきやすくなります。
ただし、タイピングや書き作業程度であれば天板が揺れることはほぼありません。

立作業の時、天板を手で持って動かすと多少ぐらつく程度です。

まとめ

今回は電動昇降デスク「FLEXISPOT(フレキシスポット)」のDIYをご紹介しました。
電動昇降デスクは、健康の維持や作業効率の向上にとても有効な手段です。

この記事を通して、少しでも電動昇降デスクの情報収集のお役に立てれば幸いです。