今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「リソース」の意味についてご説明します。
リソースの意味
IT業界において、リソースとは、「コンピュータが動くために必要なエネルギー源(メモリやCPU)」もしくは、「仕事をこなすために必要な人手」のことを指します。
「リソース」はドラゴンボールでいうところの、「気」です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)20巻より
「気」は、生命活動を行う(生きる)ためや、必殺技を出すために必要な体内エネルギーです。
気を集める”元気玉”や、瀕死のフリーザに気を分ける(動けるようにする)など、「気」はドラゴンボールの多くのシーンで見られますね。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)27巻より
「気」を一言でまとめると、「何かをするためのエネルギー源」です。
「気」は、IT用語の「リソース」の意味に当てはまります。
「リソース」について詳しくご説明していきます。
IT業界において、「リソース」は、次の2つの意味を持ちます。
①コンピュータが動くために必要なパーツ(メモリ、CPUなど)、もしくはパーツの性能
コンピュータが稼働するためには、データ処理に必要なパーツ(メモリ、CPUなど)が、コンピュータに内蔵されていなければなりません。
コンピュータが動くために必要なパーツ、もしくはパーツの性能(メモリ容量やCPUコア数)のことを「リソース」と言います。
②仕事をこなすために必要な人手
仕事の量・種類に応じて、必要な人手を「リソース」と言います。
①、②を含め「リソース」を一言でまとめると、「何かをするためのエネルギー源」です。
ドラゴンボールの「気」と同じですよね。
余談ですが、「何かをするためのエネルギーが不足している状態(状況)」を「リソース不足」と言います。
【リソース不足の例】
・コンピュータでデータを処理するときに、メモリやCPUの性能が足りなくなっている状態。
・仕事をこなすために必要な人手が足りなくなっている状況。
まとめ
リソースとは、「コンピュータが動くために必要なエネルギー源」もしくは、「仕事をこなすために必要な人手」のことです。
また、「リソース不足」とは、コンピュータの性能が不足したり、仕事に必要な人手が不足したときに用いられる言葉です。
名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。