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【テレワークおすすめチェア】KOKUYO Duaoraを買って分かったメリット・デメリット

テレワークが普及して、自宅での作業環境が重要視される時代になってきましたね。

家での作業効率・健康(肩や腰)は、1日中座っている椅子(チェア)の性能によって、大幅に左右されてきます。

今回は、テレワーク向きのチェア、KOKUYOの「Duora」を実際に購入してみて分かったメリット・デメリットをご紹介していきます。

実際に購入したモデルはこちら。

KOKUYO Duaoraの概要

外観

外観はこんな感じです。(前・後ろ・横から撮影)

サイズ:幅71cm×奥行63.5-91.5cm×高さ117-126cm(座面高さ41.5-50.5cm)

スリムな椅子にも見えますが、実物は大きいです。
実際に座ってみると、成人男性でも縦・横ともにゆとりのあるサイズ感でした。

KOKUYO公式ストア(楽天やAmazonの公式ストアも含む)で購入すると、配達員の方が椅子の組み立てまで実施してくれます。
10分程度で組み立ては完了し、簡単に椅子の使い方までレクチャーしていただきました。

機能

公式サイトに掲載されているDuoraの機能を以下にまとめました。

可動肘(※オプション購入)


肘置きの高さだけでなく肘置きの位置まで調節することができます。
作業時はを前側・リラックス時は後側へ移動するなど、シーンに合わせた利用が可能です。

高さ調節


もちろん座面の高さ調節もできます。
可動域は9 cmです。

腰回りの3つのサポート


Duoraには、腰回りのサポートが3つも搭載されています。

●ペルビックアジャストサポート

レバー操作により2段階で可動する腰下の背面サポートです。
骨盤の後倒れを防止します。

●ランバーサポート

腰上の背面サポートで、ペルビックアジャストサポートと同じく、骨盤の後倒れを防ぎます。

●ポスチャーサポートシート

座面が骨盤を支える形状になっていて、安定した姿勢の保持と、包み込み感を両立させます。
姿勢が崩れる原因のひとつである骨盤の前滑りを防止して、長時間作業も快適に行えます。

可動座面(※オプション購入)


座面も可動式になっていて、手前に5 cmまで引き出すことができます。

リクライニング


18度までリクライニング可能です。
リンクライニングの角度は3段階でロックすることができます。

可動ヘッドレスト(※オプション購入)


ヘッドレストは30度まで動かすことができ、体格に合わせて頭と首を支えられます。

KOKUYO Duaoraの値段

気になるお値段は、約10万円です。(付属オプションによって異なります)
私が購入したタイプは、上位オプション(ヘッドレストや可動肘付き)でしたので、10万1,750円しました。

正直、値段感は「高い」ですよね。
ですが、10万円の価値はあります。
椅子に座っている時間が長いほど、座っている人の健康は、椅子の質に左右されます。
仕事の効率アップや健康維持(腰のサポートなど)の性能を考えると、10万円の投資に対しては妥当な性能ではないでしょうか。

さらに上を目指したいのであれば、ハーアンミラーやオカムラといった20万円代の高級ブランドチェアを手にすれば、オフィスチェアの頂点は極められます。

KOKUYO Duoraのメリット

長時間座っても疲れない

この記事で既にご紹介しているとおり、3つのサポートにより腰周りがサポートされますので、1日中(7時間半ほど)座って作業しても腰の痛みや疲れを感じませんでした。

長時間作業しても疲れないのは、1番大きなメリットです。
健康をお金で買うとは、まさにこの事ですね。

リクライニングでオフモード

仕事の休憩時や休みの日など、オフの時間でも椅子を活用できます。
仕事以外の時間でも無駄にならず、ゆったり座れるのは嬉しいポイントでした。

自分の体格に合った調節ができる

肘置きや座面、ヘッドレストなど、可動域が広いため、個人の体格にあった椅子に調節することができます。
肘置きを上下前後に動かして、キーボードの打ち込みの際にも丁度いい位置に肘を固定できますので、上半身の疲れも緩和されます。

KOKUYO Duoraのデメリット

リクライニングが3段階しかない

好きなリクライニングの角度でロックができないのは残念なポイントでした。
3段階の決まった角度でしか、リクライニングはロックできません。

しかし、作業中はリクライニングを使うことは無いので、許容範囲かと思います。

ちなみに、上位のモデル「Bezel」であれば、好きな角度でリクライニングをロックできます。

ヘッドレストの可動範囲が狭い

ヘッドレストの可動範囲は30度です。
聞く分には広く可動しそうですが、実際に使ってみると可動は狭く感じます。
また、前後には可動しないので、身長が180 cm以上ある人だと、もたれる時以外は頭にフィットしないかもしれません。

まとめ

今回は、テレワーク向きの椅子(チェア)KOKUYO Duaoraの概要と、実際に購入してみて分かったメリット・デメリットをご紹介しました。

肩こりや腰痛が緩和されて作業効率も向上したため、個人的には「時間と健康への投資」に成功した、と悦に入っています。

優秀な椅子は、今や数えきれないほどの種類があります。
この記事を通して、少しでも、ご自分に合う椅子選びのお役に立てれば幸いです。