今回は、iPhone7をワイヤレス充電対応にする方法をご紹介します。
iPhone8以降は、ワイヤレス充電(Qi規格)に対応していますが、iPhone7以前は、ワイヤレス充電の機能が搭載されていません。
ライトニング端子口にQiレシーバー(ワイヤレス充電を行うための部品)を挿しこむことで、iPhone7以前でもワイヤレス充電が可能になります。
Qi(チー)とは
そもそもワイヤレス充電の「Qi(チー)」とは何かご説明します。
Qi(チー)とは、ワイヤレス電力などについて決まり事を作るWPCという多国籍団体が策定した、ワイヤレス給電の国際標準規格です。
何だか難しい感じがしますが、「ワイヤレス充電できるスマホやイヤホンは、Qiという規格が導入されているんだな」と思っていただければOKです。
iPhone7をワイヤレス充電対応にする方法
準備物
まず、iPhone7をワイヤレス充電対応にするために必要なものを準備します。
iPhone7
ワイヤレス充電対応にしたいiPhone7を準備します。
Qiレシーバー
Qiレシーバーとは、iPhone7にワイヤレス給電させるための部品です。
Wishという激安通販サイトであれば送料込みで300円で購入することができます。
Wish公式ページ
ただし、Wishは海外発送であり、商品の注文から到着まで、3週間以上かかります。
WishでQiレシーバーを購入する場合は、検索欄で、「qi iphone」で検索するとヒットします。
※ライトニング端子のQiレシーバーを選んでください。
※支払いの際は、情報漏洩リスクを避けるために、クレジットカードではなくPayPalをおススメします。
WishでQiレシーバーを注文するのが不安な方は、Amazonや楽天を利用すると良いでしょう。
薄いiPhoneケース
薄いiPhone(iPhone7対応)ケースを持っていない方は、準備が必要です。
iFaceなどの厚いケースだと、ワイヤレス給電がiPhone本体に届かないため、ワイヤレス充電ができません。
iPhone7対応ケース(Amazon)
ワイヤレス充電器
Qi規格対応のワイヤレス充電器であれば何でもかまいません。
筆者は、(Amazonで評価が高かっため)Anker製のワイヤレス充電器を準備しました。
Anker ワイヤレス充電器
手順
iPhone7をワイヤレス充電対応にする手順は次のとおりです。
1.QiレシーバーをiPhoneに挿しこむ
iPhoneのライトニング端子口に、Qiレシーバーを挿しこみます。
3.iPhoneをQiレシーバーごとケースにしまう
まず、QiレシーバーがiPhoneの背面にくるように折りたたみます。
(簡単に折りたためられます)
iPhoneをQiレシーバーごと、iPhoneケースにしまいます。
4.ワイヤレス充電できることを確認
iPhoneケースにしまったiPhoneをワイヤレス充電器に乗せて、ワイヤレス充電できることを確認します。
iPhone7をワイヤレス充電対応にした時の注意点
iPhone7がワイヤレス充電できるようになってめでたし、と言いたいところですが、注意点が2つあります。
発熱する
iPhone7の外側にQiレシーバーを仕込んでいるため、ワイヤレス充電中は、iPhoneの背面で発熱が起こります。
特に、夏場の室温でワイヤレス充電すると故障もあり得ますので、注意が必要です。
ライトニング端子が使えなくなる
Qiレシーバーをライトニング端子口に挿しこんでいるため、ライトニング端子が使えません。
ただし、ワイヤレス充電が可能であり、イヤホンもBluetoothであれば接続できるため、さほど問題にはならないでしょう。
まとめ
今回は、iPhone7をワイヤレス充電対応にする方法をご紹介しました。
Qiレシーバー、ケースを持っていない方でも、1000~2000円以内でiPhone7をワイヤレス充電対応にすることができます。
iPhone7をワイヤレス充電対応にすると、多少は発熱してしまいますので注意が必要です。
上記のデメリットもありますが、わざわざiPhoneライトニング端子で充電する手間から解放されるのは大きなメリットだと言えます。
この記事を通して、少しでも、ワイヤレス環境化のお役に立てれば幸いです。