今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、「メモリ増設」についてご説明します。
そもそもメモリとは?
メモリ(↑)とは、パソコンが一時的にデータの処理を行うための記憶領域として働く部品です。
メモリは、人が書類を並べたりするときに動かしている「腕」と例えられます。
通常、人の腕は2本ですので、同時に書類を並べられるのは2枚までですよね。
でも、もし腕がたくさんあれば、当然、より多くの作業を同時にこなすことができます。
”腕の数”と同じく、メモリの数(容量)が大きければ大きいほど、パソコンはExcelやOutlook、ブラウザといったソフトを同時に立ち上げて作業することができます。
メモリ増設とは?
メモリ増設とは、もともとパソコンに内蔵されているメモリとは別に、新たにメモリをパソコン内に取り付ける(追加)することです。
メモリ増設は、ドラゴンボールでいうところの四妖拳(しようけん)です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)11巻より
四妖拳とは、腕を2本生やして合計4本腕となる、天津飯オリジナルの技です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)11巻より
作中では、天津飯は腕を4本に増やすことによって、”同時”に悟空の手足をつかんでいます。
2本腕だとこんな芸当はできませんよね。
天津飯は四妖拳で腕を増やすことで、同時に今まではできなかった”同時”の攻撃を可能にしました。
パソコンのメモリ増設でも、同じ考え方ができます。
元々ExcelとOutlookを同時に動かすくらいが限界だった(腕が2本だった)パソコンが、メモリを増設する(腕を4本にする)ことで、ExcelとOutlookを動かしつつ、ブラウザでYoutubeを再生できるようになります。
まとめ
「メモリ増設」とは、「パソコンがより多くのデータを同時に処理できるようにするために、専用の部品(メモリ)を追加すること」です。
メモリ増設は、パソコンを分解するためのドライバーとメモリさえ買えばセルフでできますが、機種によってはメモリを増設する場所(スロット)が無いパソコンがあるため注意です。
人気漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。