近年は横文字の会話が増えて、「ハードウェア」や「ソフトウェア」というパソコン用語をよく耳にするかと思います。
今回は、名作漫画「ドラゴンボール」を交えて、ハードウェア、ソフトウェアの意味とそれらの違いについてご説明していきます。
ハードウェア、ソフトウェアとは何か
ハードウェア、ソフトウェアの要約は以下です。
PCといったコンピュータ本体もしくはその部品(CPU、ハードディスクなど)
●ソフトウェア
PCといったコンピュータ内部で動くプログラム(Windows、Excelなど)
さっそく、ハードウェア・ソフトウェアについて、『ドラゴンボール』を例に解説していきます。
ハードウェアは、ドラゴンボールでいうところの「界王拳の使い手」であり、ソフトウェアは「界王拳そのもの」です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)19巻より
界王拳(ソフトウェア)は、使い手である悟空(ハードウェア)がいなければ使えませんよね。
現実世界でも同じように、WindowsやExcel(ソフトウェア)は、実体をもつパソコン(ハードウェア)がなければ使えません。
いうなれば、ハードウェアは生身、ソフトウェアは技です。
生身であるハードウェアがあって初めて、技であるソフトウェアの使用が可能となります。
ただし、ここで注意です。
ハードウェアの性能によって使えるソフトウェアは限定されるのです。
もう一度ドラゴンボールの世界に立ち返って考えてみましょう。
ヤムチャ(弱いハードウェア)は、界王拳(強いソフトウェア)を使えませんよね?
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)18巻より
界王拳(強いソフトウェア)は、界王星で修行した悟空(強いハードウェア)しか使えません。
現実世界でも同じようなことが言えます。
動画編集ソフト(強いソフトウェア)は、ハイスペックのパソコン(強いハードウェア)でなければ使えません。
性能の低いハードウェアだと、性能の高いソフトウェアは使用できないのです。
また、ハードウェアは、「ハードウェアの種類に適したソフトウェアのみ」しか使用できません。
例えば、ヤムチャは界王拳を使えませんが、狼牙風風拳を使えますよね。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)1巻より
狼牙風風拳はヤムチャ独自の技であり、他のキャラは使えません。
(かっこいいけど練習すれば使えそう)
現実世界でも、スマートフォンにはWindowsではなくAndoroidやiOSといった「ハードウェアの種類に適したソフトウェア」が搭載されています。
それぞれのハードウェアは、身の丈にあったソフトウェアしか使用できないのです。
ハードウェアとソフトウェアの違い
ハードウェアとソフトウェアの違いは、「コンピュータ外部(本体もしくは部品)なのか、コンピュータ内部で動くプログラムなのか」という点です。
この記事の最初に述べたとおり、ハードウェアとソフトウェアの説明は以下です。
PCといったコンピュータ本体もしくはその部品(CPU、ハードディスクなど)
●ソフトウェア
PCといったコンピュータ内部で動くプログラム(Windows、Excelなど)
生身の体があって技が使えるように、機械の実体があってプログラムが使えます。
ハードウェアとソフトウェアは、お互いに依存していて、機械として物理的に存在するのか、文字(プログラム)として論理的に存在するのか、という違いがあります。
まとめ
今回は、ドラゴンボールを交えて、ハードウェアとソフトウェアの意味や違いについてご説明しました。
人気漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思いこの記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。