「電子書籍は読みにくいのでは?」
「電子書籍は目に悪いのでは?」
「電子書籍は充電するのめんどくさいのでは?」
といった思いから、なかなか電子書籍リーダー(電子書籍を読むための端末)を購入するのに抵抗がある方は多いのではないでしょうか。
今回は、先日購入した電子書籍リーダー「Kindle PaperWhite」について、実際に使用してみて分かったメリット・デメリットをご紹介していきます。
実際に購入したのはこちら。
※カバー付きのタイプを購入しました。
そもそも電子書籍リーダーとは何か
電子書籍リーダーとは、インターネット上で購入できる電子書籍(紙ではなく、画面上で文字を見る本)を読むための端末です。
電子書籍リーダーが無くても、スマホやパソコンからでも電子書籍の閲覧は可能です。
しかし、電子書籍リーダーは、実物の本に近い肌触りであったり、目への負担がほとんどないモデルが存在しており、電子書籍を読むには必須の端末といっても過言ではないでしょう。
電子書籍リーダーは、本を読むためだけに存在している端末(コンピュータ)なのです。
Kindle PaperWhite のメリット
Kindle PaperWhite を購入して分かったメリットを6つご紹介していきます。
かさばらない大きさ
ご覧の通り、ボールペンとさほど変わらない大きさです。
薄さも申し分なく、小さめのバッグにも楽々入るサイズ感です。
カバーを開くとこんな感じです。
ふち(ベゼル)が広めですが、表示範囲は小さめの紙書籍とさほど変わらず気になりませんでした。
また、紙の本のように収納したり読み終わって本を交換する手間が省けるので、
収納スペースや時間の節約にもなるのは大きなメリットだと感じています。
保存できる本の量が多い
Kindle PaperWhite には、8GBと32GBモデルがあります。
・Kindle Paperwhite 8GB
・Kindle Paperwhite 32GB
私が購入した8GBモデルだと、マンガであれば100冊程度、小説やビジネス書であれば数千冊程度ダウンロードしておくことが可能です。
マンガ好きの人は32GBを購入した方が良いでしょう。
このダウンロード冊数の制限はあくまで「端末が覚えておける冊数」ですので、端末から読まない電子書籍を削除しても、一度購入した電子書籍であれば後から再ダウンロードすることができます。
目に優しい
Kindle PaperWhiteのディスプレイは、ブルーライトが発生しない仕様で作られています。
本と同じように長時間呼んでも、目に負担がかからないのは嬉しいですね。
また、文字は本と同じようにくっきりと鮮明に表示されますので、非常に読みやすいです。
辞書機能
紙の本を読んでいると、「この単語、どういう意味だろう?」と知らない単語をインターネット検索にかける時はありませんか?
Kindle PaperWhiteでは、分からない単語の箇所を長押しタップすると、端末内蔵の辞書検索によって意味を表示してくれる機能が搭載されています。
小説やビジネス書を読んでいる人には、単語検索の手間が省けるので大きなメリットでしょう。
防水機能
Kindle PaperWhiteは、IPX8等級の防水機能が施されています。
そのため、お風呂で電子書籍を読むこともできますし、水の中に手が滑って落としてしまっても大丈夫です。
充電もちが良い
1日1時間読む程度であれば、2週間~3週間ほど充電がもちます。
充電端子は端末側がUSBタイプC、コンセント側がUSBタイプA(普通のUSB)ですので、スマホの充電器と共用して充電することができます。
Kindle PaperWhite のデメリット
Kindle PaperWhite を購入して分かったデメリットを2つご紹介します。
スマホほど画面動作はなめらかではない
スマホやパソコンとは違う企画のディスプレイを採用しているため、ページを次々にめくると、一瞬、前のページの残像が残ることがあります。
ひと昔前の電子辞書を操作するような感覚に近いです。
小説やビジネス書を読むには、あまり起こらない問題ですが、マンガを読む人には大きなデメリットだと思われます。
広告付きの端末がある
Kindle PaperWhiteは、購入時に2000円のオプションを付けないと、画面内に広告が表示されてくる端末になります。
私自身は、2000円払って広告なしにすることで、「広告が出てきてうっとうしい」デメリットを回避しています。
まとめ
Kindle PaperWhite はかさばらず、目に優しく、読書生活の質を向上させる電子書籍リーダーです。
特に本収納や交換といった時間が節約できることが一番大きなメリットだと感じています。
ただし、マンガをたくさん読む人にとっては、保存容量の少なさや、画面に残像が生じる可能性といったデメリットがありますので、購入は慎重に検討したほうが良いでしょう。
この記事を通して、少しでも、電子書籍リーダー購入検討のお役に立てれば幸いです。