今回は、名作漫画ドラゴンボールを交えて、IT用語「スケールアウト」についてご説明します。
スケールアウトの意味
スケールアウトとは、「コンピュータの台数を増やして、データの処理能力を高めること」です。
スケールアウトは、ドラゴンボールでいうところの、「ピッコロの加勢」です。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)17巻より
「ピッコロの加勢」とは、悟空が、倒せそうもないラディッツに闘いを挑みに行くとき、ピッコロが加勢してくれた場面のことです。
引用:『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)17巻より
ピッコロが加勢したことで、何とかラディッツを倒すことができました。
(悟空はしんでしまいましたが、、)
ともあれ、ピッコロの加勢のおかげで、悟空1人では倒すことができなかったであろうラディッツを倒すことができましたよね。
この「ピッコロの加勢」は、「スケールアウト」の意味にあてはまります。
スケールアウトとは、「コンピュータの台数を増やして、データの処理能力を高めること」です。
例えば、1度に100件までのデータを処理できるコンピュータがあったとします。
このコンピュータを1台追加して、1度に200件までデータを処理できるようにすることは、「スケールアウト」に該当します。
スケールアウトと似た言葉で、「スケールアップ」という言葉がありますが、これはコンピュータの台数を増やすのではなく、
元のコンピュータの性能を(部品や本体を取り換えて)高めることです。
スケールアップは「ピッコロの加勢」のように人員を増やすのではなく、「スーパーサイヤ人」のように本人がパワーアップするものだとお考えください。
まとめ
スケールアウトとは、「コンピュータの台数を増やして、データの処理能力を高めること」です。
また、似た言葉である「スケールアップ」は、コンピュータ台数を増やすのではなく、元のコンピュータ自体の性能を高めることですのでご注意ください。
名作漫画の力を借りることで、少しでもIT知識が理解しやすいものになればと思い、この記事の執筆にいたりました。
この記事をとおして、少しでもIT知識を身につけることができましたら幸いです。